Positive Mental Attitude

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僕のヘルニア日記 -11章 退院-

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僕のヘルニア日記 -10章 退院前日まで- - Positive Mental Attitude

 

退院

12/22(土)

朝10時に嫁が来た。

さあ、待ちに待った退院。


休日なので支払いは後日。

お世話になった看護士さんに挨拶し、病院を後にした。2週間ぶりに外の空気を吸った。知らない間に外はものすごく寒くなっていた。


家に帰ってから入院の荷物や溜まっていた郵便物を片付けた。ものの1時間くらい動いただけで足はパンパンになり息が切れた。

2週間まったく動かないとこんなに体力は無くなるものなのかとびっくりした。


その日の夜、約2ヶ月ぶりに家族全員が我が家に揃った。やっと変わらない日常に戻れた気がした。

 

結局、入院から14日で退院となった。今回は緊急入院から手術まで1週間あったので、予定入院であればおおよそ1週間で退院出来ると思われる。


退院の時の腰の状態はこんな感じ。

・傷口は触ると痛い。仰向け、背もたれ等は痛くて出来ない。

・腰にかなりの張りが残っている。

・前屈み、あぐらは出来ない。

・椅子なら30分程度であれば座っていられる。

・左の足先の痺れは残っている。

・臀部から脹脛にかけての痛みは全くない。


ヘルニアによる坐骨神経痛はなくなったと言っていい。手術は大成功だろう。その代わりに通常の腰痛が残っている。これは時間の経過と共に取れると思う。

 

ヘルニアの手術

若い時からヘルニア持ちであったが、今回の激痛を経験をしなければここまでヘルニアと向き合うことはなかっただろう。

一口に「ヘルニア持ち」と言ってもその痛みと辛さは雲泥の差なのだ。

激痛を経験しない慢性的な坐骨神経痛のみのヘルニア患者もいるだろうし(ほとんどのヘルニア患者はこれだと思う)、激痛で救急に運ばれ手術が必要なヘルニア患者もいる。

それくらい個人差があるのが腰椎椎間板ヘルニアだ。

僕の場合、結果的に手術をして良かったと思っている。


市民病院では腰椎椎間板ヘルニアの摘出術は年間15件程度しかないらしい。殆どは自然治癒していくのだ。

手術しなければならないほどの痛みが出てそれが何週間も続くことは稀のようだが、手術しても再発のリスクがないわけではない。


とにかく二度とあの意識が飛ぶほどの激痛は味わいたくない。出来る限り腰に負担を掛けないように過ごし、再発しないことを祈るのみだ。

 

最後に

岐阜市民病院の近藤先生、看護士さん、スタッフ、救急の先生、救急の看護士さん、救急のスタッフ。全員、本当に親切、丁寧で患者として安心して治療を任せることが出来ました。うつ伏せ寝が100時間以上続いた時はお先真っ暗という感じでしたが、みなさんのおかげでほぼ完全回復出来ました。心から感謝します。

 

1ヶ月後くらいに経過について報告する予定です。