手ブレと被写体ブレ
昔mixiに書いた日記をアレンジしました。
この日記はデジイチやミラーレス買ったのに、コンデジとの違いがイマイチ分からず
結局重いしコンデジでいいじゃんって思ってる人や、画質の良さなんてよく見ないと
分からんからコンデジで十分って思ってる人に読んでほしい日記です。
カメラで子供撮ったりペット撮るとブレることありますよね。
そんな時、手ブレ補正付きのカメラ買えばいいと思ってる人、多いと思うんです。
でもそれじゃあこのブレは解決しないことが多いはずです。
原因は手ぶれと被写体ぶれの違いです。
手ブレ補正ってのは撮り手(カメラを構える人)のブレを補正するもの。撮る人の手のブレを光学的もしくは電子的にいろんな方法で補正してるわけです。
例えば料理や景色のように静止したものを撮影する時にはこの手ぶれ補正ってのはかなり有効なんです。
でもその時に被写体(撮りたいものや人)が動いたらどうしようもないんです。
これが被写体ぶれ。
特にペットとかよく動く子供を撮る時には被写体ぶれが発生しやすいんです。
じゃあどうやって被写体ぶれを防ぐのか。
それはシャッタースピードを速くすることです。
でもシャッタースピードを速くすると受光量は減るので写真は暗くなります。
で、それを解決方法は明るいレンズのカメラを使う事!!
(センサーの感度ISOを上げることでも対処は出来ますが、画質が落ちます。)
明るいレンズを使えば、短いシャッタスピードでたくさんの光を取り込むことができるんです。
で、明るいレンズってなに?って話ですよね。
カメラを買う時に、レンズの周囲やカタログに絞りF値というのが載ってます。
この数字が小さいほど明るいレンズってことです。
例えば「F2.8〜F5.9」って感じ。
ここに2つの数字が書いてあるのは、開放F値と広角F値です。数字が小さい方に注目してください。これがカメラのレンズの最大の明るさです。
一般的なレンズはズームをすると明るさが落ちます。
だから、明るくぶれないように撮りたければできるだけズームしないことも重要です。
おススメはF2.0以下のレンズ+撮像素子が出来るだけ大きいデジイチやミラーレス一眼。
PENとかNEX付属のレンズは単焦点でもf2.8だから出来れば追加でレンズを購入するともっと効果を体感できると思います。
F1.4くらいのレンズを買えば室内でもフラッシュなしで撮れちゃったりします。
そして明るいレンズを選べば、ボケを利用した写真も簡単に撮れるんですよー。一石二鳥。
こーんな感じの写真も簡単に撮れます。
撮影カメラ Canon EOS Kiss X2
撮影レンズ SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
このボケ感とシャッタースピードの向上で受ける効果は、誰でも体感しやすい違いなので一番お勧めです。
デジイチ買ったのにコンデジに比べてなんとなくキレイだけど、イマイチ違いが分からず結局重いし、コンデジでいいじゃんってなっちゃう人には本当におすすめです。