Positive Mental Attitude

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生命保険の必要性

生命保険。

今僕は加入していません。理由は配偶者持ちだけど持ち家も所有してないし、子どももいないから。
仮に僕が死んでも嫁は独身に戻っただけで負債を背負うことはありません。
だから、僕が死ぬ事でリスクを背負う人がいない。だから入ってません。

でも、この話をするとみんな揃って入った方がいいと言います。

理由を聞くと
残された嫁が可哀想だから。
若いうちに入ると保険料が安いから。
営業に勧められて。
みんな入っているから。
自分が死んだとき家族が困るから。

ぜんぜん納得できません。自分が死ぬと遺族がいくら必要になるとか、若いうちに入ると総額でどれくらい安くなるとか、そういう論理的な根拠を知りたいんです。

保険は住宅ローンの次に高価な買い物だと言われています。
なのに、みんなそれほど深く考えず営業マンやFPの言いなりで加入したり、心情で加入したりしちゃうのです。スーパーでは1円でも安く買い物をしようとしたり、電気屋さんではすごく値切ったりする人も、生命保険はほぼ言いなりです。ほんと魔法のような商品だと思います。

でも僕はそんなのイヤ。

ってことでちょっと調べてみました。

まず生命保険に入る理由。
(1) ローンの返済
(2) 残された遺族の生活保障


老後の生活保障とか子どもに財産を残すためとか理由は人それぞれだと思いますが、僕の場合はこの2つです。
そして生命保険に加入する上で重要なポイントは2つ。
(a) 保険金額
(b) 保険期間

以上を軸に考えてみます。
このサイトを参考にして計算してみました。
必要保障額を正確に計算する方法とは? -生命保険の見直し・比較徹底研究!
まったくの素人なので参考程度に読んでください。


(1) ローンの返済
住宅ローンの返済が目的です。
まず保険金額はローン残高になります。これは結構単純です。
次に保険期間。これも単純に返済期間になります。
ローンの場合は右肩下がりで減って行くため、それを考慮した保険に加入すればよいわけです。
通常、住宅ローンに加入する場合、団体信用生命保険に加入するためあまり考える必要はありません。特に銀行融資の場合は金利に含められる事がほとんどなのであまり意識せずに加入している人もいると思います。
ただし、フラット35で借り入れる場合は別途加入する必要があるため、団信にするか一般の生保にするか検討する必要があると思います。
ちなみに総支払額では一般の生保の方が安くなる場合があります。検討の余地有りです。僕は生保に加入する予定です。


(2) 残された遺族の生活保障
これは家族計画ありきの話なので全て想定した話になります。
夫 34歳(サラリーマン)
妻 33歳(専業主婦)
子ども2人 1歳と0歳
保険期間は子どもが独立する20年後までを保障します。
上記を想定した場合で夫が死んだとします。(自分を殺すみたいでやだけど笑)

○残された遺族の生活費
夫死亡後の年間の生活費を144万円(12万円/月)とします。
144万円×20年間=2,880万円

○子どもの教育費
いくら貯める?オール国公立コース [学費・教育費] All Aboutによるとオール国公立(自宅通い)で1042万円かかるようです。
ここではオール国公立で自宅通いと自宅外通いが1人ずつと仮定します。
1,042万円+1,397万円=2,439万円


この2つを足したお金が基本的に遺族が必要となるお金になります。(賃貸の場合はこれプラス住宅費がかかります。)
2,880万円+2,439万円=5,319万円



そしてこれに国が保障してくれるお金や稼ぐお金を差し引きます。
○遺族年金
によると、年間で125万円になります。
125万円×20年=2,500万円

○遺族厚生年金
これは非常に計算がめんどくさいためざっと概算で
250万円

○妻が稼ぐお金
子どもが小学生になってから働き始めるとすると
年収100万円×13年=1300万円

○後は貯蓄と退職金等
ざっと300万円としときます。


総額は2,500万+250万+1,300万+300万=4,350万円


「必要なお金」から「もらえるお金」を差し引くと
5,319万-4,350円=969万円

この想定の場合は1000万円の生命保険に加入すればギリギリやっていけそうです。
思ったより少なくないですか?
貯蓄の多い人なら生命保険は必要ないかもしれません。

これに不確定要素や子どもが独立した後の妻の生活費を加味して保険に加入するのがベストなんじゃないかなと思います。


これだけ計算すればある程度の必要保険金額と保険期間の想像がつきますね。
漠然と加入するより納得して生命保険に加入する為にもぜひ計算してみるといいと思います。

まだ想定が足りなかったら教えてください。医療保険についてはまた別の機会に考えたいと思います。


保険金額と保険期間が分かったので、次はどの保険に入るのか検討してみようと思います。